
「吹き抜けに憧れるけれど、冷暖房が効くのかや、床面積が足りるのか心配。」そんな方に選ばれているのが「小さめの吹き抜け」です。
開放感と住宅性能を賢く両立させる方法として、今注目を集めています。
今回は山形県南を中心にその他幅広いエリアで多くのご家族の家づくりをサポートしてきた工務店『ミナガワ建設』が、小さめだからこそのメリットや後悔しないための対策、実際の活用事例をわかりやすく解説します。
住まいづくりで失敗しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
吹き抜けに「小さめ」を選ぶ4つの理由

最近の家は、断熱や気密の性能が上がり、大きな吹き抜けを作っても寒さを感じにくくなっています。
その一方で、あえて吹き抜けを小さめにする方も増えています。
吹き抜けを小さめにすることで得られるメリットは以下の4つです。
- 自然光を1階まで届けて家全体を明るくできる
- 2階の床面積を有効活用できる
- 空気を循環させて心地よい温度を保てる
- コストを抑えつつ「吹き抜け」を叶えられる
1.自然光を1階まで届けて家全体を明るくできる
吹き抜けの大きさにこだわらなくても、設計によって1階を明るくできます。
面積を絞っても、光の通り道の確保によって、日中は照明に頼らなくても心地よく過ごせます。
また、視線が上へ抜ける空間があるだけで「部屋が明るい」と感じやすくなるのです。
どんよりとした曇り空の日でも、家の中が暗く沈んでしまうのを防げます。
2.2階の床面積を有効活用できる
「大きな吹き抜けに憧れるけれど、子供部屋や収納も妥協したくない」というお悩みも、小さめの吹き抜けなら解決できます。
- 吹き抜けを4.5畳~6畳程度に抑えると、2階にゆとりある寝室やウォークインクローゼットを確保しやすくなる。
- 吹き抜けに面して廊下を配置すれば、開放感が出て実際の面積以上の広がりを演出できる。
将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる間取りが可能です。
3.空気を循環させて心地よい温度を保てる
吹き抜けを大きくしすぎると、冬場に暖かさが2階へ逃げやすくなりますが、サイズを工夫すれば「空気の通り道」として役立ちます。
- 冬の役割:1階の暖房の熱を、吹き抜けを通じて2階まで届け、お家の中の温度差を少なくする。
- 夏の役割:吹き抜けのシーリングファンを回して熱気を上から逃がすことで、2階を涼しく保つ。
家中の温度差を少なくして、どこにいても心地よく過ごせる空間を作れます。
4.コストを抑えつつ「吹き抜け」を叶えられる
吹き抜けを作る際は、家の強さを保つための工夫が必要です。
冬に積雪の多い地域では、構造をシンプルに保つことが安心につながります。
- サイズを絞ることで、特別な補強や高価な部材を使わずに、しっかりとした耐震性能を確保しやすくなる。
- 構造にかかるコストを抑えた分、キッチンや家具など、毎日触れる部分に予算を回せる。
暮らしにちょうどいいサイズの吹き抜けを選ぶのが、満足度の高い家づくりへの近道です。
コストを抑えることは、無理のないローン返済計画にもつながります。
ご家庭の年収に合った借入額を把握し、こだわりたい部分に予算を充てられるように、こちらの資金シミュレーションも参考にしてみてください。
〈関連ページ〉世帯年収600万円・共働きの住宅ローン|「いくら借りれるか」だけで考えると危険!後悔しない借入額の決め方
小さめの吹き抜けで後悔しないためのデメリット対策

吹き抜けは魅力的な設計ですが、事前のちょっとした工夫を忘れると「冬の寒さ」や「お部屋の圧迫感」につながることもあります。
後から後悔しないためにできる対策は以下の2つです。
- 高気密・高断熱をセットで考える
- 圧迫感を避ける工夫をする
高気密・高断熱をセットで考える
吹き抜けを作ると空間が広くなる分、熱が逃げないように対策が必要です。
- 気密:工事中に気密測定を行い、家の隙間がどれくらい少ないかをC値の実測で確かめる
- 断熱:厳しい冬でも暖かく過ごせる「ZEH」や「HEAT20 G2・G3」といった基準を目指す
冬の温かさに妥協しない家づくりが、年中続く快適な暮らしの土台に欠かせません。
「吹き抜け=寒い」という不安を解消する高気密・高断熱の住まいは、将来的な資産価値も高まります。
高性能住宅を建てる際に活用できる2026年度の最新補助金については、こちらで解説しています。
〈関連ページ〉【2026年最新】スマートハウス補助金|申請の流れやメリット・デメリットを解説
圧迫感を避ける工夫をする
吹き抜けが小さすぎると、本来の良さである開放感が十分に感じられないこともあります。
コンパクトな面積でも、視線を外へ逃がす工夫を取り入れると、のびやかな空間を作れます。
- 階段や2階の手すり:壁で囲うのではなく、向こう側が透けて見えるアイアンや、光を通すパネルなどを使う
- 窓の配置:高い位置に窓を設けて、視線を上へと誘う
- 照明の当て方:壁や天井を照らす間接照明を使い、空間の高さを強調する
光の入り方や視線の抜け方を計算することで、小さめの吹き抜けでも開放的な場所になります。
生活感のない美しい住まいを目指したい方は、内装デザインのポイントをこちらでご覧ください。
〈関連ページ〉ホテルライクな家の内装を実現する5つのポイント|生活感をなくす施工事例も紹介
山形県南を中心にその他幅広いエリアで、住まいづくりをお考えの方は、ぜひミナガワ建設にご相談ください。
年中快適で満足度の高い、後悔しない吹き抜けプランをご提案いたします。
小さな吹き抜けを取り入れた間取りアイデア
最後に、ミナガワ建設が手がけた小さな吹き抜けを取り入れた施工事例をご紹介します。
薪ストーブが主役の開放感あふれる吹き抜けの家
グレーを基調とした、落ち着きのあるLDKが魅力の事例です。

〈関連ページ〉薪ストーブが印象的な家
家の中心に薪ストーブを配置し、その上部を吹き抜けにするデザインを採用しました。
吹き抜けがあることで薪ストーブの暖気が家全体に行き渡り、どこにいても暖かく過ごせます。
見た目の美しさはもちろん、冬の寒さを感じさせない「暖かさの通り道」としての役割も兼ね備えた、理にかなった設計です。
ホワイトグレーと大理石調の床で彩るモダンな住宅
内装はホワイトグレーを基調に、大理石調の床材で上品にまとめた事例です。

〈関連ページ〉こだわり収納と美しい動線で整う、上質な住まい
階段部分に吹き抜けを設けることで、上下階のつながりと開放感を演出しています。
踏板の間に隙間があるスケルトン階段を組み合わせ、視線が抜ける洗練された印象に仕上げました。
光が階段を通り抜けて階下まで届き、住まい全体を明るく彩ります。
吹き抜けから自然の心地よさが広がる家
階段とリビングの一部を組み合わせた、ほどよいサイズの吹き抜けを設計した事例です。

〈関連ページ〉“エコを楽しむ” 待望のモデルハウス
自然のエネルギーを活かす「パッシブデザイン」を取り入れています。
- 採光:高い位置にある窓から、お部屋の奥まで明るい光を取り入れる
- 通風:季節ごとの風の流れを計算し、家中に心地よい空気が流れるように配慮
太陽の光や風の動きを活用した、健やかな暮らしを楽しめる住まいです。
ミナガワ建設には、今回ご紹介しきれなかった事例が多数ございます。ぜひごらんください。
山形県南を中心にその他幅広いエリアで、住まいづくりをお考えの方は、ぜひミナガワ建設にご相談ください。
理想の暮らしを丁寧にヒアリングし、冬は暖かく夏は涼しい、オーダーメイドの住まいづくりをお手伝いいたします。
まとめ
小さめの吹き抜けは、家の性能とデザイン・コストのバランスを整える賢い選択です。
あえてサイズを絞ることで、冬の暖かさや将来のお手入れといった「暮らしの安心」をしっかりと守れます。
この記事が、心地よく温もりのある家づくりの参考になれば幸いです。
